【カラオケ】自分に合ったキーを見つけるには?
はじめに
皆さんはカラオケ好きですか(^.^)?
好きな人もそうでない人も、とりあえず行こっか!みたいなノリで行ったことが
あるかと思います。そして、行ったからには何曲か歌うことでしょう(*^^*)
友達で盛り上がるのもいいですが、1人で行って、心置きなく歌うのも気持ちが
いいですよね!
と言ってもねぇ・・・
自分はこの歌が好きだ!他人の前でうまく歌ってやりたいと思っても、曲を作った
歌手はプロで、自分は素人です。そのため高すぎて歌えない、低すぎて歌えないなど
うまく歌えないこともあるかと思います。特に最近の若手歌手の曲は高いものが多い!
と言われていますしね…
しかし、1オクターブ下げて歌うのでは低すぎますし、1オクターブ上げて歌う
のでは高すぎる!なんてこともあるかも思います。そんな時に効果的なのが
「キーの調整」です。カラオケ店で歌うのであればどんな曲でも調整が出来るので、
とても便利ですよね(^.^)
歌いたい曲の高さを上手く調整し、自分に合ったキーに出来れば、好きな曲を
気持ちよく歌えるだけでなく、歌える曲の幅も広がります。そして友達からも
「歌うめえな~」と思われること間違いなしですよ(^.^)
今回は、そんなキーの調整方法について、考察していきたいと思います。
私自身プロでもありませんし歌が上手いわけでもありませんが、今までの経験を
皆さんと共有できれば幸いです。
※今回の考察では、誰でも参考に出来るよう難しい技術(裏声での歌唱、
ミックスボイス等)は除いていますので、気軽にご覧ください(^.^)
曲の「キー」の仕組み
曲を構成している音の高さは全部で13個あり、低い方から順に
ド→ド♯(レ♭)→レ・レ♯(ミ♭)→ミ→ファ→ファ♯(ソ♭)→ソ→ソ♯(ラ♭)
ラ→ラ♯(シ♭)→シ→ド(最初のドより1オクターブ高いもの)となっています。
これらの音階は半音ずつ上がっており、一般の歌手の曲は、音が連なることで
成り立っていると言えます。ちなみに、普通のド→レの移動で、音の高さは1音
上がります。ピアノの鍵盤で簡単に図示すると、こんな感じですね(^.^)
雑な図ですみません(>_<)
1オクターブずつこれらの音階の繰り返しですので、その中から自分に合う音域を
見つけていけばいいわけですね!
自分に合う音域とは?
人によって音域は異なりますが、実は、男女ともに平均の音域が存在し、
男性
地声(声を張った時・普通の会話声の延長線の事)→mid1D~mid2G
曲で言えば、レミオロメンの「3月9日」くらいですね!
女性
地声(声を張った時・普通の会話声の延長線の事)→mid2A~ hiC
曲で言えば、あいみょんさんの「マリーゴールド」くらいですね!
※音域を表す際には
ド=C・レ=D・ミ=E・ファ=F・ソ=G・ラ=A・シ=B・ド=C となり、
低い方から「mid1」・「mid2」・「hi」と、アルファベットの前にオクターブの
高さを表す記号が入ります。例を挙げると、「mid2C」は「hiC」より
1オクターブ低いということになり、「mid2G」は「mid1G」より1オクターブ高い
ということになります。以上から、男性の平均音域は1オクターブと2.5音、
女性の平均音域は1オクターブと2音になりますね!
上記の音域はあくまで男女の「平均」ですので、自分の音域を探す参考程度に
してくださればと思います。3月9日やマリーゴールドを普通に歌いきれる人は
平均よりもっと音域が広いでしょうし、その逆もありえるということですね!
自分の音域を見つけ方
これは、ドレミ…の音階を低い方から繰り返していく事で簡単に分かります。
注意点 「かろうじて出せる」ような音域は除外しましょう。低い音が何とか
出たり、高い音が蚊の鳴くような声で出ても、カラオケではかなり
大声を出しますので、実質その音は聞こえません。
自分の音域を見つけたら
無理のない音域が見つかりましたら、次は、歌いたい曲の音程を把握します。
曲の音程を把握するなんて絶対音感を持ってないと難しくない?と思うかも
しれませんが、曲のAメロ(最初の方)の音、・サビの音を把握することで簡単に
見つけることが出来ます。Aメロに一番低い音・サビに一番高い音が使われていること
が多いからですね。
Aメロが歌えないならキーを上げればいいし、サビが歌えないならキーを下げれば
いいし、両方歌えないならその曲は諦めて('◇') ということです笑
歌おうとしても
せっかくキーを調整しても、音程が迷子になってしまい、うまく歌えない!
なんてことはないでしょうか。キーを調整すると、当然曲全体の音階が変わって
しまうので、この曲知ってるのに知らない状態になってしまうんですね(-_-;)
カラオケに行って急遽キーを変えても、上手く歌えない人の方が多いと思います。
そうならない方法
①事前にYouTube等でキーを変えたカバーを見つけ、聞きこむ。
たくさんの人が歌ってみた動画をupしていますので、自分のキーに合うカバーが
きっとあるはずです!
②カラオケでキーを調整したオケを流し、1回聞いてみる。
他人の前や、時間が無い時は難しいかもしれませんが、これをやるだけで
音程が簡単に取れるようになります!
③キーを調整する際は半音(1個)や1.5音(3個)など奇数個を変えないようにし、
出来るだけ1音(2個)や2音(4個)などの偶数調整にする。
奇数個調整にすることで、曲中に♯や♭が多発するため、音取りが非常に難しく
なってしまいます。ピアノをやっている方なら分かると思うんですが、
♯や♭だらけの楽譜って引きにくいですよね…
④ 下のような音階の音当てクイズでドレミの音感を身に着ける
このようなクイズで鍛えれば、とっさにキーを変えた時でも簡単に音取りが
出来るようになりますよ!
さいごに
上記のような方法でキーを調整することで、驚くほど簡単に歌えるようになります。
原キーで好きな曲に挑んでみるのもいいですが、人の音域には限界がありますし、
ボイトレをしたとしても、すぐに音域が広がるわけではありません。
原キーで歌って途中で撃沈するよりも、キーをうまく変えて気持ち良く歌う方が
いいですよね!自分の音域を知り、それに合わせたキーの調整が出来る。これだけで
カラオケがもっと楽しくなりますよ(^.^)
※今はコロナ渦ですので、1人であってもカラオケに行くことはお勧めしません。
マイクを通した感染のリスクを避けるため、自粛しましょう(^.^)